時の経つのは早く、時間は有限である。 藤原道長の父である兼家の死から2年経ち、道長とまひろの別れから数年経った。 道長の若き日の面影は消え、内裏では毅然としたたたずまいを見せる一方、ふたりの妻との夫婦仲も冷えてはいないようだ。特に妊娠中の妾…
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